交通事故によるけがの治療の流れ

交通事故の被害者になってしまった場合、きちんとポイントをおさえておかなければ十分にお金を受け取れない可能性があります。それを避けるためにも、ここでは交通事故治療の流れについて紹介いたします。

交通事故治療が必要になったら

藤枝

交通事故はいつどこで起こるかわからないもの、それは加害者も被害者も同様です。

もし被害者になった場合は、相手の保険会社からお金を受け取り、通院など治療にかかれますが、そのためには正しい手順を踏まなくてはなりません。

知らなかった、では損をしてしまう可能性がある交通事故治療、普段から最低限でも知識も身につけて、いざとなったときに備えたいところです。

交通事故の件数は依然として高く、中には治療に長期間要するけがもあります。

治療期間が長引けば長引くほどに治療費は増していくため、経済的な負担がのしかかります。

しかし、正しい手順を踏んでいれば、一時的に肩代わりをすることはあっても後で請求できたりもします。

ではその手順とは一体どういうものなのか、備えとしてその手順について紹介いたします。

交通事故治療で多いけがの例

藤枝

まず交通事故で多いけがの例について紹介いたします。

もちろんこの限りではないため、あくまで参考ですが、治療して回復しやすい、そしてよくある事例について治療期間の平均もふくめて紹介いたします。

まずは打撲、これは一番軽いけがとされており、大体一カ月程度が治療期間とされています。

あくまで一カ月は平均的なもので、もちろん前後する可能性があります。

次にむちうち、これは交通事故の被害者、加害者共によくあるけがの例です。

むちうちはいわゆる首の捻挫で、衝撃で首がむちのようにしなり、負荷がかかって痛めてしまう、というものです。

捻挫と聞くと痛い程度で済む、という印象ですが、首にはたくさんお神経がつまっています。

その繊細な部分を捻挫すると、さまざまな不調が予測されます。

これももちろん個人差がありますが、主に頭痛、めまい、吐き気などの症状が出やすいです。

特にデスクワークをしている人にとっては、仕事に支障がでるような、そんなけがとなります。

だいたい治療にかかる期間は平均して70日程度、おおよそ三カ月を目安に治療を進めていきます。

最後に骨折、この場合はよりしっかりした治療を受ける必要があり、治療期間はおおよそ半年とされています。

いずれもその時の状態などによって異なりますので、正しい治療期間については医師に質問する必要があります。

交通事故治療の流れ

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交通事故にあったとき、あるいは大切な人が被害者になってしまったとき、治療のための手順をしっかり理解しておく必要があります。

その手順はというと、まずはとにかく病院にいくということです。

もちろんすでに痛みがある状態ならば、病院にすぐに行きますし、救急車を呼んだ場合自動的に病院に搬送されます。

そういう場合はこの手順から外れることはないものの、問題なのが痛みなどの症状がない場合です。

もしなんの症状もない場合であっても、まずは病院にいくのを推奨されています。

その理由は、事故直後は痛みや不調がない場合であっても、時間経過によって症状がでる可能性があるためです。

数日後に初めて病院に行っても、交通事故との因果関係がないとされてしまう可能性があります。

それを避けるために、交通事故に遭ったらまずは病院に行く、というのを徹底しておくのがおすすめです。

そして、病院で診断を受け、その後必要があれば整骨院などでの治療の許可も得ます。

この後は相手の保険会社などとのやりとり、もし加入していないのであれば自賠責保険に被害者請求などをします。

このお金を請求するためには、とにかく医師の診断が重要です。

整骨院ではよく交通事故の治療を受け付けていますが、最初に行っては治療を受け取れません。

まずは整形外科にて医師の診断を受け、そして許可を得てから治療が必須です。

医師の診断を受け、必要性さえ認められれば、もし保険会社から治療費の打ち切りを打診されても引き続き治療が受けられます。

病院以外で治療をうける場合

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整形外科で治療を受けられますが、不調が改善しない場合は施術でのアプローチを受けて症状を改善させられる可能性があります。

交通事故に強い整骨院として営業している施設がよく見られますが、これらは交通事故治療の際、利用できる施設です。

もちろん、まずは病院で許可を得る必要がありますが、治療を認められればここでの治療費も請求できます。

ただし注意しておきたいのが、国家資格を所有して開業できるところでないと、治療として認められません。

整骨院とよく似た名称として、整体院があります。

名称は似ているものの、整体院の場合は国家資格を所有していなくても開業できるため、治療行為として認められないのです。

ではどういった名称で営業しているところを利用すればいいかというと、整骨院、接骨院、鍼灸、あん摩指圧マッサージとなっています。

これらはいずれも、国家資格を要するものばかりなので、治療として認められます。

逆に、治療として認められないのは整体院、カイロプラクティックです。

この二つも施術を受ける側としては見分けがつきづらいかもしれませんが、治療行為として認められにくいため要注意です。

正しく整骨院などの利用をした場合は治療費の請求が可能、病院と併用して通う必要はあるものの、不調を取り除く治療を十分に受けられるものとされています。

とくにむちうちは、痛みがしばらく長引く可能性がある上に、他の筋肉にまで負担をかけてしまう可能性が高いです。

それらを防ぎつつ、治療を進めていくためにも、病院と併用して整骨院などに通うのはとてもおすすめです。

治療費の打ち切りを求められた場合は

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治療の終了は症状固定と言われており、これ以上回復の見込みなどがない、という場合にこの判断をうけます。

これが治療終了という意味ですが、まだまだ不調が残っているのにもかかわらず。保険会社の判断で症状固定を理由に治療費の打ち切りを求められる場合があります。

しかし、医師からその判断を受けていない場合は打ち切りを受け入れることはなく、拒否されても妥協する必要はありません。

ただし、医師により判断をくだされてしまうと不調であっても治療期間は終了してしまいます。

途中転院も認められていますので、十分な治療が受けられないなどの場合は、早めの転院も必要な判断です。

交通事故治療についてのまとめ

藤枝

交通事故治療はきちんとした手順を踏めば、納得のいく治療を満足に受け、その上で相手に費用を請求できます。

途中立て替えをする必要があるかもしれませんが、結果的に支払われるものなので医師の許可を得てしっかりと回復を目指したいところです。

手順が重要で、きちんと医師の許可を得ながら動く必要があります。

許可なく整骨院などに通った場合は、その分の治療費が支払われない可能性が高くなるのです。

いつ遭うかわからない交通事故、自分や周りの人が被害者になってしまったときのために、正しい手順を理解しておくのをおすすめいたします。

また、後遺症が残ってしまった場合も、後遺障害診断書を発行してもらえば、その分慰謝料請求につなげられます。

被害者になり、けがをしてしまった場合には、受け取れるものはしっかり受け取れるよう、上手に立ち回る必要があります。